あくなき当社の技術革新

Technology

目に見える「処理」を「進化」にかえる。

染色処理(カラーめっき)
グリーンケミカルでは亜鉛めっきの三価クロメート処理後に、赤・黄・緑・
紫・青 などの染色処理を行うことも可能です。

実際の色味については素材の状態によっても異なりますが、より金属性の
光沢を帯び、耐食性も向上し様々な素材へのめっき加工もできますので
今後多方面で使用される処理のひとつとして推進しています。

カラーめっきの用途やメリット  → メーカー様が製品を組み付けする際、取付確認を簡単にします。
   (自動車関連部品メーカー様より量産化等の引き合いもございます。)
 → 亜鉛めっき品の白・黒以外の識別用で作業ミスの軽減や業務の効率化を図ります。
 → 例えばインテリアや家具等の意匠性を求められる製品の部品等にも
   素材の色と色調等を合わせて組み付けが可能です。

また、そのほかにも京都のめっき会社様とコラボレーションさせて頂き
亜鉛よりも耐食性に優れた「亜鉛ニッケルめっき」の上に色をつけ
さらに紫外線に強い被膜をはる技術の実現に向けて研究も行っています。

トップコート処理
通常のクロメート処理では一般的な規格として塩水噴霧試験にて白錆/
72時間以上との規格がありますが、めっき工程中に発生する傷や外気環境
などにより、実際の使用時でお客様が要望する耐食性に満たないことも
少なくありません。
さらに耐食性を高めるため、クロメート処理の上にトップコート処理を施す
ことにより、試算では耐食性が5倍以上に伸びることから、実用化を推進し
付加価値を高めるハイグレード版としてトップコート処理の開発にも積極的
に取りくんでまいります。